■カンボジア国内交通・移動

飛行機 : 国内路線はプノンペン〜シェムリアップ間とシェムリアップ〜シアヌークビル間の2路線のみ。利用客の多いプノンペン〜シェムリアップ間は、カンボジアアンコール航空、バヅサカ航空などが就航していて便数も多い。

 

 

トゥクトゥク:バイクの後ろに座席部分を取り付けた、カンボジアでは一般的な乗り物。メーターや料金表はないので、目的地を伝えて乗るときに料金交渉をする必要がある。屋根があるので雨の日や暑い日でも安心。

タクシー:プノンペンにはメータータクシーがあり、タクシー会社、台数ともに増えてきている。ただ、流しのタクシーはほとんどないので、利用するときはホテルやタクシー会社に直接電話して呼ぶ必要がある料金はトゥクトゥク並。

レンタサイクル:ゲストハウスやホテルの多いエリアで目にする「FOR RENT」の看板と、店頭に並ぶ自転車が目印。ホテルで貸し出しているところもある。申し込みにはパスポートやデポジットが必要。最近では電動アシスト付き自転車もある。

 

 

バス:国内の移動手段は長距離バスが便利。たいていはリクライニングシートとエアコンが付いている。夜行バスには、マットを並べた寝台バスもある。チケットの手配は旅行会社に依頼するか、直接バス会社に電話をして予約する。また、インターネット予約ができる会社もある。なお、プノンペンには公共バスもあるが、路線の数が少なく、地理を把握していないと乗りこなすのは難しい。

バイクタクシー:バイクの後部座席に客を乗せて走る。料金も安くて近距離の移動には便利だが、料金交渉が必要。また安全面を考えると遠距離や夜間の利用は避けたほうがよい。ドライバーの多くは英語が通じない。

シクロ:自転車の前に客を乗せるための座席を付けた乗り物。バン以外ではほとんど見かけない。走行がゆっくりなので近距離向け。地元の人が荷物の運搬用に使う場合が多いので、市場周辺にいることが多い。料金は交渉制で、30分や1時間単位でチャーターして観光地めぐりをすることもできる。のんびり風を感じながら走ることができるので気持ちがいい。