カンボジアのシェムリアップ郊外には、世界中から訪問者が訪れる「AKIRA地雷博物館(Aki Ra Landmine Museum)」があります。 この博物館は、カンボジア内戦によって残された地雷の問題を伝え、平和の大切さを世界に発信するために設立されました。
設立者 Aki Ra(アキラ)氏
AKIRA地雷博物館を設立したAki Ra氏は、カンボジア内戦の時代に少年兵として戦争に巻き込まれ、幼い頃から地雷を扱う環境に置かれていました。
戦争が終わった後、彼は「人々が安心して暮らせる国にしたい」という思いから、危険を承知で地雷の撤去活動を始めました。
長年にわたり多くの地雷や不発弾を安全に処理し、回収した地雷を展示することで、戦争の現実と地雷問題の深刻さを世界に伝えています。
博物館の役割
AKIRA地雷博物館では、実際に回収された地雷や不発弾(安全化されたもの)が展示されています。
来館者は、カンボジアの歴史とともに、地雷が人々の生活にどのような影響を与えてきたのかを学ぶことができます。
また、この施設は単なる展示施設ではなく、地雷被害を受けた子どもたちを支援する活動ともつながっています。
教育や生活支援を通じて、未来を担う子どもたちの成長を支える取り組みも行われています。
地雷問題の現状
カンボジアでは、長い内戦の影響により、いまだに多くの地雷が地中に残されています。
農作業や日常生活の中で事故が起こることもあり、地雷の除去は現在も続けられている重要な活動です。
AKIRA地雷博物館は、こうした現実を伝えるとともに、平和の大切さや人道的な支援の重要性を世界に発信する場所となっています。
平和へのメッセージ
この博物館を訪れることで、戦争が人々の生活に残す深い傷跡を知ることができます。
同時に、一人の人間の行動が社会を変える力を持つことも感じられるでしょう。
AKIRA地雷博物館は、過去の悲劇を忘れないため、そして平和な未来を築くための学びの場として、今も多くの人々にメッセージを届けています。
場所
•カンボジア シェムリアップから約25km
•バンテアイ・スレイ寺院(Banteay Srei)へ向かう道路沿い
•アンコール遺跡エリアの北側
行き方(一般的)
•シェムリアップ市内から車で約40〜50分
•バンテアイスレイ寺院とセットツアーにする人が多いです。
•開館時間(一般的):7:30〜17:30頃
•見学時間:30分~40分
•入場料 :US$7
おすすめツアー
下記の通り、いくつかのバンテアイ・スレイ遺跡を含むツアーコースでは、途中でAKIRA地雷博物館へ立ち寄ることが可能です。追加料金はかかりません。館内では、カンボジアの内戦や地雷問題について学ぶことができます。古代アンコール王朝の文化遺産と近代の歴史の両方に触れることができ、学びと発見のある貴重な体験となります。
どちらのツアーをご希望の場合も、スケジュールなどの詳細については担当者までお問い合わせください。

